ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

体育館の屋根が落下=児童ら3人重体、150人負傷=RGノルテ州

6月22日(火)

 【エスタード紙二十日】リオ・グランデ・ド・ノルテ州ナタル市で十九日午前九時、市立校の体育館の屋根が落下し百五十人以上が負傷した。うち三人は重体で、市内の病院の集中治療室に収容されている。負傷者の大半は四歳から六歳までの児童で、警察と消防隊は事故の原因を調査中だが、手抜き工事の可能性が高いとみている。
 事故が起きたのは、市内西部シダーデ・ノーバ区のマリゼ・パーバ市立校の体育館で、この日恒例の六月祭(農民の火祭り)が午前八時半から始まり三百人が参加していた。屋根が落下したのは児童たちが古来の踊りを披露している最中だった。
 落下は数日間続いた降雨が原因とみられているが、この校舎は昨年三月に竣工したばかりで、施工主の手抜き工事の可能性を追求するとの態度を警察は示している。市教育当局は法的罰則、損害賠償を要求するとの方針を明らかにした。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button