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同棲者が殺害を教唆=スイス人殺害=金目当て、共犯に別の恋人も=リオ

6月24日(木)

  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】ドイツ語教師のスイス人、レット・F・ウルマンさんが生身のままマンション七階の窓から投げられ死亡した事件で、同棲者レジーナ・ダ・シウヴァ容疑者が二十二日、殺人教唆の容疑でコパカバーナ警察署に逮捕された。
 同署の捜査では、犠牲者が事件の二日前にスイスから持参した現金一万六千七百ドルを奪うための犯行だったとみられている。被害者が抵抗したため、交際中のペレイラ(二三)と未成年者(一七)の共犯者二人はウルマンさんをナイフでメッタ刺しにした。同容疑者は事件当時、現場にはいなかった。
 同容疑者は共犯者二人にウルマンさんの殺害を教唆した疑い。同容疑者は七歳の連れ子があり、被害者に扶養されていた。思わぬ事件で生活の手段を失ったと供述、犯罪への関与を全て否定した。