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市議ら6人を逮捕=サントアンドレ市長殺害事件 公金横領の容疑で
6月25日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】二〇〇二年一月に当時のサント・アンドレ市長だったセルソ・ダニエル氏が殺害された事件の背後関係を捜査中の検察は二十二日、サント・アンドレ市のクリンゲル市議と実業家のロナン氏および他四人(元市職員ら)を汚職の疑いで逮捕した。いずれも容疑を否認している。
検察当局によると、容疑者らは組織ぐるみで同市の公金を横領したとみられ、この動きを察知したセルソ市長を誘拐、殺害した容疑で〇三年十二月に逮捕された実業家セルジオ・ゴーメス(ソンブラ)容疑者との関連を追及していく方針だ。ソンブラ容疑者は同市長の友人で誘拐時に行動を共にしていた。
クリンゲル市議は自身の所属する党であるPTに選挙資金を提供していたことから、当時のPT党首ジョゼ・ジルセウ議員も疑いがもたれている。また同市長が殺害された時に現場付近にいたとして、同じくPTのドンゼッテ・ブラガサンパウロ州議員も重要参考人として取り調べを受けていることから、当局では捜査を同党内部に広げていく方針を示している。