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ダンス、遊びを教える=アリアンサの林間学校

7月1日(木)

  第一アリアンサ文化体育協会(田中嗣郎会長)とアソシアソン・コムニダーデ弓場(弓場農場、弓場常雄会長)は、「低学年林間学校」を二十六日に同会会館で行なった。「子どもたちが楽しむ場を作る」、「違う学校・地区の子どもとの触れ合い」を目的に毎年一回開かれている同行事には第一、第二、第三アリアンサ、弓場農場、ミランドポリス、ペレイラ・バレットに住む五歳から十二歳までの日系の子どもたち六十二人が集まった。
 午前九時に開会し、第一アリアンサ日本語学校で日本語教師を務める遊川章宏さん(日系社会青年ボランティア)、谷口太郎第二アリアンサ鳥取村日本語学校教諭、弓場農場の矢崎正勝さんと小原明子さんらが子どもたちに、バンブーダンス、紙飛行機、目隠しトレイン、歌遊びなどの遊びを教えた。バンブーダンスは童謡「大きな栗の木の下で」に合わせて二本の竹を左右に飛び越える遊び。子どもたちは、必死になって遊びを覚えている様子だった。
 鳥取県から派遣されている谷口さんは「ブラジルの子も日本の子と基本は変わらない。ブラジルの子は田舎で裸足で育ったぶん、素直で明るく、元気な子が多い」と語った。