7月3日(土)
老人クラブ連合会(重岡康人会長)は、「お茶のみ会(集団お見合い会)」を六月三十日正午から同会会館で行なった。
集団見合いはサンパウロ日伯援護協会でも開催されているが、同会の「お茶のみ会」は年齢制限がなく日本語で話せる。また、結婚目的の堅苦しいものではなく、カラオケ、食事、旅行を一緒に楽しむパートナー探しを目的とした気軽さが特徴。
この日は配偶者を亡くした男女二十五人が集まった。平日だったこともあり、七十歳以上の高齢者でも仕事に出ている人が多く、男性が七人だけと少なめだった。
参加者は、昼食を食べながら自己紹介をした後、歌ったり踊ったりのゲームで体を動かした。お菓子を食べながら、周囲を巻き込んで大声で笑いあう場面も見られ、満足した表情で会場を後にする人たちも多かった。レクレーションを指導した三木八重子さんは「なるべく二人で組める遊びを考えました。今日は積極性のある方が多くていつもと違った雰囲気だった」と話した。