7月6日(火)
サンパウロ市の冬の風物詩で、恒例のサンパウロ宮城仙台七夕祭りが十日と十一日午前九時から午後六時まで、リベルダーデ区である。宮城県人会(中沢宏一会長)七夕祭り実行委員会(大橋尚委員長)が主催。今年で二十六回目。
リデルダーデ商工会(池崎博文会長)は十日午後二時三十分から、マルタ・スプリシー市長や、石田仁宏総領事、日系団体代表を迎えて、ガルボン・ブエノ街に新設された鳥居の落成式を挙行する。鳥居の建設はオイスカ・ブラジル総局(高木ラウル会長)と、日本万国博覧会記念機構が費用を負担している。
例年通り、七夕の飾りはガルボン・ブエノ街、リベルダーデ広場、エストゥダンテ街に設置される。八十本の竹に色とりどりの薬玉や吹き流しを飾り付け、仙台七夕祭りの雰囲気を再現している。
案内に来社した県人会の中沢会長は「短冊に願いを書いて、枝に結ぶ習慣は、ブラジル人にも定着しており、見ていて清々しい。皆さん、是非、艶やかな七夕祭りを見に来て下さい」。
商工会の池崎会長は「三十数年ぶりに、新しい鳥居に建て替えられて、時の流れの速さを感じるが、リベルダーデのシンボルが立派な姿を見せているのは、やはり嬉しい。新しい鳥居をくぐって、七夕祭りを見に来て下さい」と来場を誘った。
七夕祭りの期間中、同時開催される七夕俳句・短歌、ハイカイ・コンクールのため、リベルダーデ広場に投句(歌)箱を設置する。入賞者は十七日付の邦字紙面で発表、八月末に受賞式が行われる。
当日都合が悪く会場まで来られない方や地方に住んでいる方は、送付可。宛て先はAssociacao Miyagi Kenjinkai do Brasil Rua Fagundes228 Liberdade Sao Paulo-SP Cep01508-030
詳細問い合わせは県人会(011・3209・3265)。
九日必着。投稿数は一人十句(首)まで。未発表作品で題は「七夕」「七夕祭り」に関すること。今回は十五歳までを対象に子供ハイカイを新設、ポ語での俳句を募集している。