日系人の女性弁護士がこのほど、日本人男性と在日ブラジル人女性との偽装結婚に関わったとして、日本弁護士連合会より業務停止二カ月の懲戒処分を受けた。
これまで東南アジアの女性が日本人の配偶者を装って入国するというケースが目立っていた。ブラジル人も、表面に出てきているのだろう。
米国務省は先月、日本がアジアや中南米の女性の「目的地」になっていると指摘。監視対象国に入れた。
日系三世と結婚した非日系人女性がビザを申請したが三回却下されたと、仲介業者の抗議を耳にした。締め付けが強くなったのかと、思わず勘ぐってしまった。
総領事館によると、一連の出来事は特に、ビザの発給に影響していないという。在日ブラジル人は二十六万八千人三百二十二人。良くも悪くも、話題を呼んでいる。(古)
04/07/08