ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
ここだけの小話
7月14日(水)
【コレクション誌】神は天地創造の最終日、動物の寿命を決めた。
神「犬よ。お前は人間の奴隷として仕え、食卓から落ちる骨で養われるのだから三十年でよかろう」
犬「そんな屈辱的人生ならぬ犬生なら、半分の十五年で十分であります」
神「次は馬。お前は重き荷を負って、人間のために遠い坂道を上るのだから、四十年でどうか」
馬「四十年の重労働は、苛酷過ぎます。三十年に減らして下さい」
神「猿。お前はおどけて、人間を楽しませるだけだから、二十年でどうか」猿「一生おどけるのが役目なら、なんと空しいことか。十年で十分です」
神「最後に人間。霊長類の王として、全てを治める権威を与える。生気と精力をタップリ与える。一生懸命時間を惜しんでセックスに励み、子孫を生み、増やし、地に満たすのだから、三十年だ」
人「精力はタップリくれて、三十年は少な過ぎます。犬が放棄した十五年と馬が捨てた十年、猿が捨てた十年を私に下さい」
神「ヨシ。それなら三十歳までは精力絶倫にする。三十歳から四十五歳までは、犬のように家族のために奴隷として仕えよ。四十五歳から五十五歳まで、馬のように家族のために重労働をいとわず働きなさい。五十五歳から六十五歳まで、孫のため猿のようにおどけながら、子守をしなさい」
人「六十五歳からは、どうなるのでしょうか」
神「じゃまになって人に嫌われないように、社会の片隅でヒッソリと、お迎えがくるのを待ちなさい」