日系社会活性化を目指して始められたYOSAKOIソーラン。旗持ちとして重要な役割で参加した非日系アレックス・モライスさん(23)は、日本文化に興味を持ち日語教室に通っていたことから誘われた。「来年もぜひ参加したい」と目を輝かせる。
遠路カンポ・グランデから参加したイーゴル・ミヤシロさん(三世、14)も「とっても気に入っている。遠かったけど来たかいがあった」と興奮気味に語った。
これら若者世代が積極的に日系社会の活動に参加するようになれば、まさに活性化だ。大会代表の飯島秀昭さんはいう。「感無量です。いつかは日本のヨサコイと共同作業をやりたい。それが夢です」。今回は残念ながら日本からのメッセージはなかった。来年こそ―。実行委員会の奮闘はまだまだ続く。 (深)
04/07/14