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東西南北

7月22日(木)

  四年間事件もなく平和だったサンタカタリーナ州トレーゼ・チリアス市で十九日、十五歳の少年が父親のパウロ・N・オウリケス軍警軍曹(48)と口論の末、父親の自動車から拳銃を取り出し、家の中へ戻って乱射した。帰省中の姉は、心臓に被弾し即死。父親と訪問中だった女性の友人も頭部に被弾して入院したが重体。加害者は神経症の治療中だったという。
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 サンパウロ州イタクア警察署でリカルド署長ほか市警三人が二十日、更迭された。四人は没収した盗難車を転売していた。二〇〇〇年に盗まれたコルサ車が〇三年に署長の義母名義に偽造されたとの密告電話をサンパウロ州検察庁が受信した。同検察庁が調べたところ、義母が競売で購入したとする書類など一切が偽造され、車体番号は消去されていた。事件簿によれば、盗難車は没収前に競売されている。
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 五千レアルの利息、二カ月後に決済の条件で三万レアルを支度し、留置場から妻を奪回した男―。去る十一日にイタペビー市の警察署を武装八人組が襲撃、二十人が逃走した事件の主犯格の男(25)とその妻(29)、他二人がサンパウロ市と同市で拘束された。男は一万レアルで武装グループを雇ったが奪回に失敗、二万レアルで他のグループを雇った。妻の逮捕から二カ月後、男の情熱はかりそめにも実った。
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 サンパウロ市の小型乗合バスが二十一日以降、ビリェッテ・ウニコ(統一乗車券)による運賃支払いを拒否する構えを見せている。同乗車券による支払い分はすべてバス会社に向けられ、その代わりに一日に一律百レアルしか市から受け取れず、売上げが落ちているのがその理由。乗合バスの会社は約五千社、一日五百万人のバス利用者の三〇%を担っている。