7月24日(土)
退役軍警のイレン・C・アラウージョ中佐(52)は二十二日、恐喝罪の容疑でサンパウロ市警バーラ・フンダ署に逮捕された。コチア市長選に立候補したジョゼ・カボクロ氏(51)の選挙運動で、口止め料として百五十万レアルを要求したもの。同候補は中佐とのやり取りを録音して、同市警へ提出。同市警の話では、同候補に不利な材料となる証拠書類をコンゴーニャス空港に保管していると中佐は脅したという。
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麻薬密売容疑者のロナウド・T・サンパイオ(25)と少年(17)は二十二日、サンパウロ市セウマ区で教師のマルコ・デ・ソウザさん(41)を自宅前で射殺した容疑で逮捕された。事件の発端は、学校で同少年が授業の邪魔をしたことで教師から叱責され、口論となった。教師は少年の麻薬取引への関与を両親に報告した。このとき少年は教師殺害を企てたとみられている。
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商売人のジョアン・B・R・トリンダーデ(34)は二十一日、リオ州カーボ・フリオ市からサンパウロ州ソロカバ市の自宅に電話し、野太い声で身代金三千レアルを家族に要求していたところを同市の警察に取り押さえられた。
狂言誘拐を図ったジョアンは十六日に家族の前から姿を消した。犯人を装って家族と最初に連絡をとった時から警察の誘拐対策班が通話先を探知していた。借金の返済に行き詰まっての犯行。
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サンパウロ州サン・ジョゼ・ド・リオ・プレット市では十二年前からハトが繁殖を続け、市中心部だけで三十万羽に膨れ上がった。市内の公園はハトのフンで汚れ、フン爆弾に当たる人が続出。平和のシンボルともみられるがハトは致死性の伝染病を媒介する。市はハトを育てた人に最高十二万四千九百レアルの罰金を科す条例を九九年に定めており、今後同条例の適用を本格化させるという。