7月27日(火)
予想外の売り切れ続出に、あちこちで嬉しい悲鳴が――。
入り口の鳥居のすぐ横にあったブラジル農協婦人部連合会(上芝原初美会長)のブースは、開幕前は「去年は真中にあったのに今年は隅に追いやられた」と不評だったが、いざフタを開けてみると次々と客が来る絶好の場所であると分った。
「持ってきた九九・九%が売切れでした」と関係者は喜ぶ。珍しいおから入りパン、カッポン・ボニート支部が早朝作って持参した手作り豆腐、幾つかの支部が作った味噌などだ。
初めてアルゼンチンから参加した同拓殖組合(新垣善市理事長)は持ち込んだワイン、チーズ、乾燥梅干を完売。リオから来た来場者から輸入したいとの話もあったそう。
NHK朝の連続TVドラマ「天花」にあやかって宮城県人会が売り出した牛タン弁当も日曜午後四時には、大好評の長野県人会の野沢菜も日曜昼前には完売した。長野、岩手、新潟三県人会ともすべての餅を売り切った。