7月28日(水)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】コスタ保健相は二十六日、訪問先のクリチーバ市で記者団を前に健康プラン(プラノス・デ・サウーデ)について触れ、先に法務省が決定した値上げ幅の上限一一・七五%を順守しない企業に対しては、罰金、営業停止処分はおろか「不本意だが場合によって営業権はく奪もあり得る」と強硬姿勢で臨むことを表明した。さらにこの種の条項を立法化すべく準備中で、近々国会に上程することを明らかにした。
これに対し各保険会社は、サンパウロ、リオ州を含む裁判所が指定した地域では値上げ幅を一一・七五%とした請求書を来週中に発送するとしている。さらに規約が改定された一九九八年以前の契約者の条件変更などについては、保健省と詳細を煮つめていく方針を示した。