7月28日(水)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十四日】カンピーナス大学農学部のパウロ・マッツァフェラ教授を中心とするスタッフは、カフェインが普通のコーヒーと比べ僅か六%しか含まれない新種のコーヒー樹三本を発見した。
五年後にはコーヒーの風味を損なわず、カフェインを含まない新しいタイプのコーヒーが市販されるという。カフェインは血圧を上げ、胃や腸に負担がかかり不眠症を引き起こすとして神経質な人はドクター・ストップをかけられていた。
これまで遺伝子組み換えで、カフェイン抜きコーヒーの研究は行われたが、風味が落ち成功しなかった。今度の自然栽培のカフェイン抜きコーヒーは、風味が忘れられない人には福音となりそうだ。