7月28日(水)
マナウス総領事館(高橋勇総領事)主催の日本文化週間がポルトベーリョ市(RO)のセスキ・セントロで実施されている。写真展のオープニングが二十一日午後七時からあり、関係者ら約七十人が出席した。
日本文化週間は主に、マナウスが開催地になっている。ポルトベーリョ市郊外に移住した「グヮポレ移民」が今月二十二日に入植五十周年を迎えたことから、入植祭に合わせる形で行われた。同市での写真展は、今回が初めて。
会場には東大寺、相撲、茶道などの写真パネル六十点が展示され、訪れた人の目を楽しまさせていた。期間中には折紙教室、映画上映、剣道・合気道の実演などが企画されている。折紙教室には申し込みが殺到したという。
高橋総領事は「東大寺はマナウスのオペラハウスより古く建立されたが、釘は一本も使っていません」などとPR。「ポルトガル人が一五四〇年代に日本に現われました。コップ、ボタンなどの言葉が入ってきました」と述べ、会場を沸かせていた。
セスキや地元ニッケイ・クラブ(イケガワ・モリオ会長)が協力。写真展は三十一日まで開かれている。