7月29日(木)
仏教に対する理解を深め、若い信者同士の友情を深めようと南米仏教青年大会(主催・浄土真宗本派本願寺ブラジル別院)が十、十一の両日、サンパウロ市で開かれ、ブラジル国内十会所から百八十人の日系青年らが参加した。お寺で交流行事が持たれたほか、イビラプエラ公園散策、市内観光も楽しんだ。
今年で三十八回目。開教徒の孫田信さんは「お寺に慣れ親しんでもらうために始まった企画。ずっと大会が続いてくれれば将来、頼もしい」と大会の様子を振り返った。
青年たちの中心は三世だが、非日系の割合も年々増えている。「こうした機会をきっかけにお寺とのご縁を深く結んでいただければ」と、同じく開教徒の松岡洋之さんは話している。