グヮポレ移民の入植五十年祭が二十二日に、ポルトベーリョであった。市外からの出席者のため、自治会(文協)は翌二十三日にミニバンによる観光を企画。入植地や港のほか、水力発電所などを回った。
訪れる先々で歓待を受け、予定を立てた関係者自身が驚いたよう。うれしい悲鳴を上げた。
ハンセン病専門の病院サンタ・マルセリーナを入植当初仮合宿所に利用した。そこでは、「移民五十周年おめでとう」とポ語で記された模造紙が飾り付けられ、参加者の涙を誘った。
ポルトベーリョには移住者のほかに、サンパウロやパラナから転勤などで移ってきた二世、三世が日系社会を構成。計約百世帯が暮らしている。
見学先の応対は、日系人居住者への評価の表れとみたい。 (古)
04/07/29