8月5日(木)
主婦のグラシエウダ・R・マルケス(39)は三日、別居中の夫パウロ(45)さんの殺害を教唆した疑いでサンパウロ州リベイロン・プレット警察に告発された。自営業のパウロさんは五月十三日朝、自宅を出たところ頭部に被弾。殺人容疑で逮捕された姪の恋人エジマールと友人ラファエルが、グラシエウダから殺害を依頼されたと警察で供述した。被害者には百万レアルの生命保険が掛けられ、それが犯罪の動機と同署はみている。
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地下鉄公社従業員組合の組合員七千六百人が昨年度の利益配当を求めて、来る十二日(木曜日)二十四時間ストに入ることを決議した。組合は七月二十一日から公社と交渉していたが、公社側は非営利団体であるとして利益配当を拒んだ。組合は毎日の乗客数が二百五十万人から二百六十万人と十万人増え、利益も計上しているという。同組合は昨年もストを決行、乗車賃を一・四〇レアルから一・七〇レアルに値上げさせた。
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リオ市は市条例で十八歳未満の人間に入れ墨とピアスをすることを禁じた。この措置は七月三十日以降有効。しかし、耳たぶのピアスは例外とされている。肝炎など感染症の予防措置を取るよう、入れ墨・ピアス業者らを指導するのが同措置の目的だという。
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テニスボール、下着、入れ歯、じゅうたん・・・。これらはサンパウロ州水道局がサンパウロ市の下水道で見つけたもので、トイレがゴミ箱として利用されている状況を物語っている。今年一月から六月までの間に、下水管詰まり対策に同局は五百六十万レアルを費やした。管詰まりの原因のトップは髪の毛で、綿棒、ナプキン、おむつが上位に入っている。