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いい景色、きれいな山=カンポス桜祭り15日から

8月10日(火)

  今年もカンポス・ド・ジョルドンの桜祭りが行われる。カンポス桜クラブ(大屋昇会長)と、サンパウロ日伯援護協会桜ホーム経営委員会(辻雄三委員長)による同祭りは、今年で三十六回目。
 開催日は、十五、二十一、二十二、二十八、二十九日の五日間。今年も五百本の雪割り桜が花を咲かせる予定。
 軽井沢と姉妹都市を結ぶ風光明媚な同市の桜祭りには、リオデジャネイロやミナス・ジェライス等からも例年、多くの観光客が訪れており、「カンポスにはきれいな山、いい景色があります。桜祭りに来たついでに街を見て頂きたい」と大屋会長。
 今年もタウバテ婦人会など、桜ホームの経営に協力する周辺の日系団体がヤキソバやテンプラ等を用意している。
 桜祭りで集まった収益金は、現在三十一名の入居者がいる桜ホームの維持費として使われる。
 桜ホーム経営委員長の辻雄三さんは、「たくさん食べて楽しんでお金を落として頂き、桜ホームの経営に協力して頂きたい」と来場を呼びかけている。
 また、十五、二十二、二十九日は送迎バスが用意されており、午前七時にサンパウロ市の援協診療所前を出発。バスの料金は往復で三十レアル。このバスで市内観光も楽しむことができる。
 入場無料。詳細など問い合わせは、11・3385・6605(イダさん)まで。なお桜ホームの住所は、Rua Tassaburo Yamaguchi 2173 V.Albertina(サンパウロから百八十キロ)。