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東西南北

8月11日(水)

  アウファヴィレ十区で数々のマンションが窃盗被害を受けたことで、カラピクイバ警察署が一斉捜査を行った。捜査官が八区の守衛用ロッカーで軍靴の靴底にある切り傷が、四カ所の犯行現場にあった足跡と一致していることを発見。警備員アントニオ・A・トビンとジェルソン・R・ソウザの二人が靴跡と指紋の一致により逮捕された。二人は四月から居住者の旅行中を狙って、留守宅から金品を盗んでいた。
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 地下鉄公団の従業員組合は、公団が〇三年八月から〇四年七月までの利益配当に応じない場合、十七日から無期限ストに入ると発表した。組合が先に十二日スト入りを布告し、労働裁判所(TRT)が一部調整分として八百レアルを提示していた。組合は十日も引き続き、TRT案の受諾可否を検討する。地下鉄の従業員七千六百人は現在、平均で二千五百レアルを受給。公団は十日、TRT案を州へ打診する。
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 サンパウロ州のフェベン内部で初めて全国高等教育試験が実施される運びとなった。受験するのは四十一カ所の施設の百四十一人。またパラナ州、リオ州、サンパウロ州の刑務所十カ所から二百三十七人が今月二十九日に実施される同試験を受験する。この試験は受験者に高校修了レベルの学力があるかどうかの確認を目的としている。
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 車をやめて歩きましょう―。サンパウロ市の主要市内道路の一つ、レボウサス大通りは九日、ラッシュアワーでないにもかかわらず平均速度は時速六キロを記録。バス専用車線と地下道工事に加え、地下ケーブル敷設工事が始まり右車線が通行禁止となったため。この措置は十一月まで続く予定で、同大通りを通行の方はご注意を。