8月11日(水)
[既報関連]第一回海外日系文芸祭への作品応募総数が、このほど海外日系新聞放送協会(加盟二十二社)事務局から発表された。日本国内からのほか、海外十三カ国から俳句の部四百三十八句(人)、短歌の部四百九十七首(人)だった。ブラジルからの応募は、圧倒的に多く、あらためて俳句、短歌の創作活動が、海外最大の移民社会に浸透していることが明瞭になった。
国別応募数をみると――
◇日本=俳四十四、短九十六
◇ブラジル=俳二百六十六、短百九十七
◇米国=俳六十二、短百二
◇カナダ=俳二十四、短五十二
◇アルゼンチン=俳十六、短二十三
◇タイ=俳四、短九
◇オーストラリア=俳二、短九
◇ペルー=俳六、短四
◇フィリピン=俳九、短ゼロ
◇マレーシア=俳三、短一
◇ドイツ=俳一、短一
◇コロンビア=俳一、短一
◇ドミニカ=俳ゼロ、短一
◇ブルガリア=俳ゼロ、短一
応募作品については、現在、選考が行われており(選考委員長は小塩卓哉氏)、入選作品発表後、十月三十一日、JICA横浜国際センターで文芸祭(記念シンポジウム、選評、表彰)が開催される。