8月17日(火)
サンパウロ市M・ボーイ・ミリン区近くのジャルジン・アンジェラで十日、ルッカス・ペレイラちゃん(5)と母親が幼稚園へ向かう途中、ゴール車にはねられた。ルッカスちゃんは十三日夜、死亡。その直後近隣の住民十二人が激高し、通りがかりの路線バス三台に火を放った。さらに三日間で、三台を焼き打ちした。地区役所は一週間以内にロンバーダを設置すると約束した。
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リオ州リオ・ボニート市の国道一〇一号線で十三日早朝、軽ワゴンとトラックが正面衝突して五人が死亡、二人が負傷した。連邦道路警察によると、事故当時雨が降っており、路面はすべりやすくなっていたという。
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サンパウロ州の乳児死亡率が〇三年に千人当たり十四・八人と一八九六年にデータを取り始めて以来最低を記録した。二〇〇〇年に全国の同率が二十九・七人だったことから、同州の率は非常に低い。しかし、キューバ(一〇%以下)など他の発展途上国と比べれば依然として高い。州知事によると、衛生設備の整備、ワクチンの普及、病院での新生児への対応が死亡率低下につながっているという。
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所得税免税の申告が十六日から始まった。期限は十一月三十日。対象は〇三年の課税対象となる年間所得が一万二千六百九十六レアル以下で、月間所得が一千五十八レアル以下の個人。対象者で二年継続して申告しなかった場合は、個人所得税申告番号(CPF)を取り消される。一年申告漏れをした場合、国税局は保留中として再手続きを行う。取り消された場合は回復手続きを要する。