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予想上回る盛況=憩の園バザーに1万人

8月19日(木)

 救済会(左近寿一会長)は十五日、グアルーリョス市の老人ホーム「憩の園」で毎年恒例の慈善バザーを開いた。運営資金の捻出を目的にしたもので、今年が三十回目。一万人以上が会場を訪れ、施設は終日、来場者で賑わった。
 敷地の入り口から一般入居棟にかけて古本や装飾品、陶芸品などを売る露店がずらりと軒を並べた。サンタ・クルース病院や希望の家福祉協会も出店。それぞれボランティアや入所者がつくった手芸品などを販売していた。古着のバザーでは、ゴミ用袋一杯の衣服を買い込んだ人の姿もみられた。
 施設内に二カ所設けられた舞台では、ビンゴ、太鼓、YOSAKOIソーランなどが披露され、観客を楽しませた。当日は好天に恵まれたこともあって、来場者数は、関係者の予想を上回る結果になった。駐車待ちの自動車が長蛇の列をつくっていた。
 左近会長は「たくさんの方に足を運んでいただき、感謝しています」と述べ、PRがうまくいったことを率直に喜んだ。