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「コロニア全体で討議を」=100周年=記念事業説明会=24日に文協で

8月20日(金)

  【既報関連】記念事業に対する考え方を説明して欲しいと、ブラジル日本都道府県人会連合会が百周年祭典協会に対し開催を求めていた説明会が二十四日、リベルダーデ区の文協ビルで開かれる。上原幸啓理事長ら、祭典協会関係者が県連幹部や各県人会長らに記念事業の資金繰りや、今後のあり方などを説明。また、質疑応答の場も設ける予定だ。中沢宏一会長は「祭典協会に対する疑問や思いのたけをぶつけるいい機会。県人会長に限らず幅広い参加を」とコロニア全体を巻き込んだ討議の場にしたいと呼びかける。
 七千万ドルに上る日伯総合センターが祭典協会の最優先事業として取り上げられているが、依然として不透明な資金繰りや実現可能と見られる他の事業が後回しにされる現状を受け、県連が同協会の方針や考え方を聞きたい、と開催を申し入れていた。
 二十四日の説明会は文協ビル展示室を会場に、午後二時から同五時までの予定。県連に対し、祭典協会側が説明する形になる。ただ、県連では記念事業を成功させるにはコロニア全体の盛り上がりと協力が欠かせないとして、県連や県人会関係者以外からも出席者を募っている。「県人会関係だけの議論にするより、コロニア全体で問題討議したい」と中沢会長。問い合わせは県連(11・3277・8569)へ。