8月24日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】アテネで開催されているオリンピックで、ブラジルは初の金メダルを獲得した。今大会は史上最大の選手団を派遣しながら、現在まで柔道で銅メダル二個と不振にあえいでいたブラジルだが、待望の金メダル獲得で、これを今後のメダルの呼び水としたいと関係者らは意気込んでいる。
金メダルを獲得したのはヨットのロベルト・シェイツ選手。同選手は一九九六年のアトランタ大会で金、前回のシドニー大会では銅メダルで終わったが、今回は見事雪辱を果し金メダルに輝いた。オリンピックで金メダルを二個獲得したブラジル人は、三段跳のアデマル・フェレイラ・ダ・シルバ(世界的にダシルバで知名)選手に次ぐ二人目。