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参加自由=幅広い議論の場に=百周年祭典協会と県連 きょう会合

8月24日(火)

  【既報関連】コロニア全体で声を上げる時――百周年祭典協会がブラジル日本都道府県人会連合会に対し、事業方針など今後のあり方を説明する会合が二十四日午後二時から開催される。協会側からは上原幸啓理事長ら主だった幹部が出席するだけに、記念事業の資金繰りなど数々の疑問を払拭する機会になる、と県連では幅広い参加を求めている。
 説明会では、七十億円と巨額な予算を要する日伯総合センターの実現の可能性とその具体的な資金繰りなどが説明されると見られる。
 また、単なる説明会にとどめず、コロニア各界が感じる協会に対する様々な疑問を解消し、コロニアが一枚岩になるには徹底的な議論が欠かせないと、県連では様々な質問を投げかける方針だ。
 「七十億円の資金をどう集めるか」「センター以外の記念事業の進め方」「九月には小泉首相が来伯するが、日本への働きかけはどのようにするか」などの懸案事項が挙がっている。
 リベルダーデ区サンジョアキン街の文協ビル展示室を会場に開かれる説明会は同日午後二時から同五時までを予定。中沢宏一県連会長は「県連や県人会関係者だけでなく、コロニアの様々な人に参加し、疑問を解消して欲しい。それが祭典の成功につながる」と幅広い議論の場にしたいと望んでいる。参加資格に制限はなく、説明会を見学するだけでも可。
 問い合わせは県連(11・3277・8569)へ。