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女子刑務所で暴動=麻薬組織の抗争、1人死亡

8月26日(木)

  【エスタード・デ・サンパウロ紙二十五日】二十四日午後、サンパウロ市サンタナ区のカランジル女子刑務所で暴動が発生し、服役者一人が殺害された。同刑務所によると暴動の発端は対立する組織同士の争いで、殺害された女囚は巻き添えを食ったものと見られている。八人が人質となったまま暴動は続いており、当局が折衝を続けている。
 サンパウロ市内の麻薬組織、首都第一コマンド(PCC)が敵対する首都第三コマンド(TCC)の幹部の妻二人の殺害を計画していた矢先に、刑務所側がこの動きを察知して二人を他の刑務所に移送した。これを不満としたPCCメンバー百人余の女囚が暴動を起し、これが六百七十人の服役者に広がった。
 この騒ぎで一人が腹部をナイフで刺され、サンタ・カーザ病院に運ばれたが死亡した。この女囚は両組織と関係なく、精神に異常をきたし大声でわめくなどして嫌われていたという。暴動を起こしたメンバーは、移送された二人を連れ戻すよう要求して八人を人質にしている。人質の中には同じ囚人ながら両親殺しで世間の関心を呼んだスザネ被告も交じっている。

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