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新型ウイルス治療に成功=ワクチン開発には4年必要

8月27日(金)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】サンパウロ大学医学部はこのほど、新型ウイルスに冒された乳児の治療に成功したことを明らかにした。
 この新型ウイルスはメタプネウモ・ウイルスと呼ばれ、二〇〇一年にオランダで発見されたが、ブラジルで今回初めて確認された。症状は肺炎や気管支炎と似ていることから混同されてきた。発病は満一才の乳児に多く同大学は七月だけで外来患者の一八%に同ウイルスを確認し、手当てを行った。症状は咳やクシャミが続き、二日後には嘔吐し呼吸困難に陥るという。さらに同大学では二才や三才以下の幼児が気管支炎や肺炎に冒されるのはまれで、これに処方される抗生物質は副作用の危険度が高いとし、乳児を持つ親に警告を発している。
 この新型ウイルスは鳥類がもともと保有していたが、鳥との接触を通じ人に感染したものとみられている。発祥地はアジアと推定されるが、原因や感染経路はまだ明らかになっていない。ワクチンなどの新薬開発には臨床実験などを重ねるため、四年位かかるという。

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