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東西南北

9月4日(土)

 タクシー運転手を六人射殺したとみられるアネストール・リーマ容疑者は殺害後、被害者は病院で治療中と遺族へ電話をしていた。連絡は全く虚言で後日、遺族は遺体と対面した。犯人は上聖のためミナス州からタクシーを乗り継ぎ、最後にポウゾ・アレグレで拾ったタクシーの運転手をサンベルナルドで殺害、遺棄した。犯人は路線バスの運転手として勤務していたが、誇大妄想症の精神障害があるとして解雇された。
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 モンタージュ写真で電撃誘拐の犯人と判明していた元軍警のダヴィ・ブラガ容疑者(27)が二十八日、逮捕された。同容疑者は女性二十人を拉致し、うち九人が婦女暴行を訴えた。タトゥアペ第三十警察署は、被害者の証言で犯行の手口が共通していたことから犯人を割り出した。被害者は二十五歳以下の女性で車を一人で運転。犯人はバイクで追跡し被害者の車を道路脇に停車させ、被害者を車中に閉じ込めたまま拉致した。
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 三日付け本欄で伝えた、友人を銃で誤射し逃亡中だった少年(14)が事故当日の一日夜、頭部と胸部を撃たれて苦しんでいるところを発見され、友人が入院していた病院に運ばれたが死亡した。警察は麻薬密売人らが復讐で少年を殺害した可能性など、犯行の動機を現在捜査中。
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 四日午前〇時以降、大サンパウロ市圏三十九市の間の長距離通話が市内通話に変更されるため、通話料金が安くなる。カンピーナス、ソロカーバ、バーラボニータ、サントス地方の各市の間でも同様。
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 七日は独立記念日で祝日。前日六日はフェイラが休み、サコロンと市営市場が一部営業。他の公共機関、ショッピングセンターなどの商店は通常通り営業。七日は銀行、郵便局、保健所が休み。水道局、電力会社の窓口は閉まるが、緊急連絡は電話で受け付ける。薬局は営業、病院はプラントン(救急受付)。フェイラ、その他商店は通常営業。地下鉄、電車は減便、バスは四五%の減便運行。