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「春の風」アチバイアは祭=〃ブラジルの行事〃だ、と誇る

9月4日(土)

 テーマは「春の風」―第二十四回「アチバイア花といちごの祭典」(オルトランジア協会=平中信行会長=主催)が、二日午後七時、同市のエジムンド・ザノニ公園で開幕した。四、五、六、七、十、十一、十二、十七、十八、十九日にわたって開催される。開場は午前九時~午後六時。
 イナウグラソンには来賓としてマリオ・ヤスオ・イヌイ副市長(市長代理)、ペドロ・トミナガ市議、石橋隆介JICAサンパウロ支所次長らが顔を見せ、祝辞を述べた。
 主催団体の平中会長は開会あいさつのなかで「わたしたちの祭典は、二十四年前、アチバイアの日系人とブラジル人農業生産者、および関係者だけで始まり、アチバイア市だけの農産展示祭りだったが、現在では、サンパウロ州のみならず、ブラジルの祭りに成長した」と誇った。
 会長によれば、アチバイアの農業は、蔬菜園芸から、花卉園芸に移っている。とりわけ、花といちごは代表的な生産物。今回も数千、数万の花がデスプレーに使用された。
 さらに会長は、祭典は文協会員、プロフロール、農村協会、フラウ婦人会の献身的なボランティア協力で成り立っている、と感謝した。祭典に関する問い合わせは電話0800・555・979。