9月9日(木)
【エスタード・デ・サンパウロ紙八日】七日午前八時五十分、アルゼンチン内陸部でM6・3の地震が発生した。震源地はカタマルカ州の無人草原地帯で、そこから北へ五十キロのサン・フェルナンド・デ・カタマルカ市ではビルに亀裂が入る程揺れ、住民はパニックに陥ったという。負傷者数は未確認だが一人が死亡、多数のケガ人が出た模様。現地の情報によると負傷者の大半は児童で、授業中に校舎の壁が崩れ落ちたという。
地震は首都ブエノスアイレスや隣国パラグアイのアスンシオン市にも及び、市内の高層ビルではかなり強い揺れが感じられ、避難する人々でパニック状態になった。