9月11日(土)
【アゴーラ紙十日】筋肉を増やすため、筋肉増強剤と複合ビタミンを腕に注射し、昏睡状態にあったジャクソン・V・ソウザさん(21)が九日午後、ブラジリアの病院で死亡した。同じく注射した十五歳の少年は依然昏睡状態が続いている。他四人はすでに退院した。
ジャクソンさんは八日夜、雄牛を太らせるための筋肉増強剤と複合ビタミンを、規定をはるかに超える量で注射、昏睡状態に陥っていた。アルゼンチン製の同増強剤の販売はブラジルで禁止されている。六人は一ミリリットル当たり一レアルで十七歳の少年から購入したという。