9月11日(土)
平成十六年度南米在住被爆者巡回医師団健康診断事業が十月二十二日から約一週間、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイなどで実施される。国の委託を受けて、広島、長崎両県が行なうもの。今回が十一回目になる。
医師団は第一班と第二班で構成され、医師、県庁職員合わせて七人が参加する。十月二十二日~二十四日まで、サンパウロ。その後二手に分かれて、クリチーバ、リオ、サンファン(ボリヴィア)、ブエノスアイレス(アルゼンチン)、ラパス(パラグアイ)に向かう。
サンパウロでは、ヴィラ・マリアーナ区サンタ・クルース街398番のサンタ・クルース病院が会場になる。在ブラジル原爆被爆者協会(森田隆会長)は、医師団に往診を要請する考え。前回は、ブラジル国内で約百三十人が健診を受けた。