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地下道開通するも渋滞=レボウサス大通り=バスはスイスイと

9月15日(水)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙十三日】サンパウロ市ピニェイロス区のレボウサス大通りの地下道が完成し、十二日開通式が行われた。トンネルの名はジャーナリストだったフェルナンド・ヴィエイラ・デ・メーロにちなんで名付けられた。ファリア・リマ大通りの下を全長千百六十三メートルで通過するもので、九カ月間の工事で総工費八千万レアルを費やした。
 午後五時の開通で車両が一斉にトンネルに入ったが、入口で百五十メートルの渋滞となり先行きの不安を感じさせた。ノロノロ運転で苛立ちを見せていた運転手は「毎日通過するので今日は下見に来たがこれでは従来の渋滞と変わらない」と不満気だった。
 平日の十三日に渋滞はさらに悪化し、一般車両の平均速度は時速八キロと歩行者並み。しかしバスは同時に開通した専用車線のおかげでスイスイ。乗客にとっては朗報となった。