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首相の隣=日系代表=昼食会=画家の大竹富江さん

9月16日(木)

 昼食会でアルキミン知事と共に、小泉首相の隣に座したのは大竹富江さん(91)。いわばコロニア代表の格好となった。
 バンデイランテス宮は造形作品が所狭しと飾られ、美術館のようだ。昼食会場にも、壁画級の大きさを誇る絵画三点を展示。そして手元をみれば、大竹さんが州政府に寄贈した版画作品(一九七七)が表紙に印刷されたパンフレットがあった。中身の紙にはこの日の献立がかかれていた。
 アルカチョフラとアーモンドのクリームスープで始まり、スズキの香菜焼きとラビオリ、ブラジル風デザートと続くメニュー。各テーブルの中央には日本酒(東麒麟)が置かれ、ギャルソンはチリの高級白ワインもサービスした。
 昼食会は州政府の主催。招待客約二百五十人のうち多くは日系人で、コロニア団体や進出企業のトップ、政治家らが目立った。