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小泉首相のサイン=グァタパラ移住地に

9月17日(金)

 内閣総理大臣 小泉純一郎 二〇〇四年九月十五日――。グァタパラ農事文化体育協会の川上淳会長が十五日、小泉首相の貴重なサインを手に入れた。サインは首相と同移住地の日系人が一緒に写った写真の裏面に書かれている。
 川上会長は同日文協であった首相歓迎会に出席。首相と握手を交わし、「昨日はありがとうございました。一同を代表してお礼に参りました」などとあいさつ。十四日に同移住地をヘリで訪れている首相は「おおー、感動をありがとう」と応え、サインを快諾したという。
 「これは移住地の宝物。裏も見えるように両面透明ガラスの額に入れて協会に大切に飾りたい」と川上会長。首相に随行した山崎正昭官房副長官によると、「首相は滅多にサインしない人」だそうで、今回のサインは同移住地と、笠戸丸移民以来の先没者に対する特別な配慮の賜物、と地元日系人は喜んでいる。