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内容の8割超がセックス=未成年者の電話相談、女子が大半

9月24日(金)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙十五日】未成年者による電話相談の内容の八五%がセックスに関するもので、なかでも女子が圧倒的に多い。男子は件数が少ない中、最近の傾向として同性愛(ホモセクシャル)の相談が増えており、時代の流れを反映している。
 サンパウロ州保健局が十年前から行っている未成年者の電話相談は一日平均二十件の相談が寄せられる。今年七月までの一年間の統計によると、女子が八三%を占め、年齢は十三歳から二十歳まで、内容はセックスとくに性行為に関するものが多く八五%に達し、家族関係(二%)、教育関係(一・五%)を大きく引き離した。男子の場合は、交友関係、将来の進路に関する相談が多いものの、最近とみに同性愛が顕著になってきている。
 相談は月曜日~金曜日の午前十一時から午後二時までとなっているが、月曜日はほとんどが女子の電話で、週末の性交渉にまつわる話が多いという。電話相談コンサルタントによると、電話の主は電話内容への助言は期待しておらず、ただ単に告白する事で自己満足しているように思えるとのこと。電話では身元を明かす必要がないことが、リラックスして話せるメリットとなっている。電話はサンパウロ市局番3819ー2022。