移動ポウパテンポ巡回へ＝アクセス難解消、待ち時間短縮＝サンパウロ州

9月24日（金）

　【エスタード・デ・サンパウロ紙十七日】市民の身分証明書などを発行するポウパテンポ（簡易手続き）がサンパウロ市内に四カ所しかないことから、交通の便の悪さや、待ち時間の長いことで不評を買っている。
　これを解消するために州政府当局は来月から、ポウパテンポの移動車を市内各区に巡回させることを決定した。巡回のローテーションや時間は後ほど公表されるが、一カ所に六日位配置して業務を受け付ける意向だ。これにより住居区から出ずに済むよう必要書類を完備させたいとしている。
　ポウパテンポでは身分証明（ＲＧ）および労働手帳や納税証明（ＣＰＦ）の発行と、紛失証明と再発行、無犯罪証明などを取り扱う。さらに移動車を三台から四台に増やしサンパウロ州内各市に巡回させる意向を明らかにした。