9月28日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十六日】来月三日に控えた地方統一選挙だが、アンケート調査によるとサンパウロ市長選挙では、事実上一騎打ちとなる二候補がそれぞれ三五%と互角の支持率となった。
ダッタ・フォーリャが二十四日、千七百二十六人を対象にアンケート調査を行った結果、セーラ候補が三五%(前回十七日の時点で三七%)、マルタ候補も同率(同三三%)まで追い上げた。マルフ候補、エルンジーナ候補がそれぞれ一二%、四%と完全に失速したが、両候補に見切りをつけた〃あきらめ支持〃の大半がマルタ支持に回った。
決戦投書ではセーラ候補が五一%、マルタ候補が四一%で、前回のそれぞれ五四%、三八%と比べ三%の増減を見せた。先にルーラ大統領がサンパウロ市内でマルタ候補への投票を呼びかけて物議をかもしたが、調査ではセーラ候補の選挙運動へのアウキミンサンパウロ州知事の参加がより好感をもって迎えられていることが明らかとなった。