ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
狂牛病の牛の血液輸入=英国から輸血混入用に
9月29日(水)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】イギリスで狂牛病にかかった牛の血液や、そこから抽出され人体に使用される医療用製剤が十一カ国に輸出され、その中にブラジルも含まれていたことが明らかとなった。タイム紙が告発したもので、死に至らしめるリスクがあることから英国政府に実態の公表を迫った。
これらの輸出先はアイルランド、ドバイ、インド、トルコ、ブルネイ、エジプト、モロッコ、オマーン、ロシア、シンガポールの諸国に加え、ブラジルには輸血用に混入する血液が輸出されたという。これに対し英国政府は根拠がないとして公表を拒否した。しかし輸入先からの問合せがあれば必要情報は提供するとの態度を示した。
ブラジル保健省はこれに対し、ラボ・テスト用に英国から血液を輸入したが、人体には使用していないとのコメントを発表した。しかしミナス州保健局は発病した五十六才の男性に使用された疑いがあるとして、検査中と発表した。