ホーム | 日系社会ニュース | 農大給費留学=選考試験迫る

農大給費留学=選考試験迫る

9月30日(木)

 東京農業大学は二〇〇五年度の給費留学生を募集している。選考に合格した人は入学金や授業料などが免除されるだけでなく、奨学金も支給される。締め切りは十月二日だが、今年度はまだ応募者がないためブラジル東京農大会では「過去の留学生は卒業後に皆、一流企業に就職するなど貴重な制度。ぜひ応募を」と呼びかけている。
 募集する専攻科目は、国際食料情報学部生物企業情報学科で、定員は一人。
 期間は四年で、卒業後には文部科学省認可の学士号が授与。受験料や入学金、授業料など約百三十万円の免除に加え、奨学金として月に四万五千円、また寮費も免除される。
 選考方法は同会が面接と日本語もしくは英語の読み書き、会話などを実施。身体検査などもある。
 資格は日本国籍以外の国籍を有する人で、日本以外の普通高校か農業、商業、工業高校以上を卒業していること。
 試験は同月三日に、サンパウロ農大会館である。申し込み・問い合わせは原島(11・5012・3379)か沖(11・5589・3283)へ。