現金輸送車を爆破＝武装集団10万レ奪い逃走

10月2日（土）

　【エスタード・デ・サンパウロ紙一日】ペルナンブコ州ビトリア・デ・サント・アントン市の国道で二十九日夜、武装集団が現金輸送車を襲い現金十万レアル相当を奪って逃走した。輸送車の奪って運転手が数発の銃弾を浴びて死亡した。この国道では、これまでに二度も現金輸送車が襲撃されており、警察では手口が類似していることから同一犯の仕業とみて捜査している。
　犯人一味は二十人余りで小銃や機関銃（いずれも軍隊が使用するもの）で武装し、四台の車で国道をしゃ断した。輸送車は二台連なっていたが、一台は黒変に気がつき防弾ガラス越しに射殺した上で、車体を手榴弾で爆破して積まれていた現金を奪った。他の三人の警備員にけがはなかった。