10月2日(土)
[ロンドリーナ]ロンドリーナ州立大学と国際交流協定を結んでいる、沖縄県の名桜大学から、今年も、去る九月十二日、国際文化学部の研修生およそ三十人が、当地を訪れた。同日、当地沖縄県人会会館で歓迎会が催された。
遠路の若者たちを迎えようと、約二百人の県人会役員ら関係者が集まり、県人会婦人部のごちそうと、熱烈なカポエイラなどでもてなした。研修生側はエイサーを披露して応えた。
研修生らの訪伯目的は「中南米を肌で感じ、その経験を日本に持ち帰り、感性を磨くとともに、将来社会のために生かす」。ブラジルは三週間。リオ、サンパウロ、ロンドリーナ、イグアスー。さらにペルーにも足を伸ばした。
歓迎会のあいさつは、荻堂ネルソン県人会会長、マリア・フサコ・トミマツ・ロンドリーナ大学日本文化学部長、金城ロベルト・ロンドリーナ市議ら、ロンドリーナ日系社会の重鎮だった。(中川芳則通信員)