10月6日(水)
【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】パウエル米国務長官が四日、サンパウロ州グワルリョス空港に到着した。国際状勢などに付きルーラ大統領と会談するもので、同長官のブラジル公式訪問は初めてのこと。国際問題では、現在ブラジルが平和部隊として派遣しているハイチでの協力体制が話し合われる見通し。同長官はそれを踏まえてこの後ハイチ入りする。このほか、イラクやベネズェラの状勢についても突っ込んだ話合いがされると見られている。さらにブラジル側は国連安保理事国入りのバックアップを要請する考えだ。また同長官としては、先に来伯しに原子力平和委員会の査察の結果を踏まえ、核廃棄について理解を求めると考えられている。