先日行なわれた老人週間でJICAシニア・ボランティアの安達正子さんが講演し、自身の一家を襲った不幸に触れながら「命の輝き」を訴えた。
講演を終え、聴衆の反応をひしひし感じている。多くの人がそれぞれの苦労と重ね合わせて聞き入っていた様子で、自分の体験を話して聞かせてくれた人や「みんな同じだよね」と言いながら安達さんをぎゅっと抱き締めた人も。
コロニア著名人のサインを集めるコレクター(?)からはサインをせがまれた。サイン帳には石田仁宏総領事のサインとメッセージも収められていたとか。
「講演の続きを聞かせて」との要望もすでにいくつか寄せられている。各地の老ク連支部で講演会・続編が聞けるかもしれない。安達さんも「みなさんと心を共有できた」と嬉しさをかみしめている。(国)
04/10/15