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空港から狙い強盗?=日本人から数千ドル奪う

10月21日(木)

 十七日午前、グアルーリョス空港からジャカレイ市の自宅ガレージに到着した日本人男性(52)ら複数の日系人がブラジル人五人組に襲われ、携帯していた現金数千ドルや、小切手などを強奪されていたことが明らかになった。男性は殴られたが、無傷だった。
 男性は同日、日本から空港に着き、迎えに来た親族らの乗る自動車で帰宅。荷物を降ろそうとした瞬間、現われた犯人に取り囲まれ、バッグの中身を渡すよう命じられた。犯人は銃器を持っており、自宅で待機していた数人の親族からも金品を巻き上げた。
 男性は兄の遺骨を持って一時帰国。兄の妻の日本人女性(57)らが迎えに空港まで行っていた。この女性によると、犯人は慣れた手つきで銃を扱い、命令も落ち着いた口調だったという。「そぶりからプロであると感じた。恐らく空港から目を付けていたのでは」と話している。