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新たに76人に賠償金=軍政時代の迫害のツケ

10月28日(木)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】政府は二十六日、軍政時代に公職を追放されたりして迫害を受けた七十六人に総額四千七百七十万レアルの賠償金を支払うことを決定し官報にリストを発表した。このうち最高額は二百八十万レアルと毎月の年金一万八千四百レアルだった。
 迫害で賠償裁判は四万五千人に上り、これまで五千五百人が訴えを認められている。国は賠償用に今年ニ億レアル、さらに来年は四億レアルの予算をすでに確保している。