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プレー中に心臓発作=プロ・サッカー選手が死亡
10月29日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十八日】サンパウロ市モルンビー競技所で二十七日、プレー中のプロ・サッカー選手が心臓発作でグランドで倒れるハプニングが起きた。試合は直ちに中断され、選手は応急処置を受けた後、病院に運ばれたが死亡した。試合が中断されたまま、無事を祈っていた両チームの選手らは死亡の知らせを聞いてショックを受けて試合中止を主審に申し入れ、これが受け入れられて異例の中止となった。この模様はテレビで全国に中継された。
試合はブラジル選手権の公式戦で、サンパウロ・チームと対戦していたサンカエタ―ノ・チームのザゲイロ(デェフェンス)のセルジニョ選手(30)が後半十四分に味方ゴール前で突然倒れた。チームの医師とトレーナーが人工呼吸や心臓マッサージなどの応急処置を施して病院に運んだ。その間、グランド内では両チームの選手が輪を組んで一心に無事を祈っていた。しかし、死が告げられると一斉に泣き崩れた。主審は選手らの要望を聞き入れて試合中止を宣言した。
チームの関係者はこれを受けて、過度な試合日程が原因だとしてブラジル・サッカー協会に見直しを要請するとの態度を表明した。選手らは試合の連続と遠征によりストレスと疲労がたまっていて健康を害していると指摘している。