ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | 駐車場から5台強奪=職員ら4人も連れ去る=サンパウロ市

駐車場から5台強奪=職員ら4人も連れ去る=サンパウロ市

11月6日(土)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙、アゴーラ紙五日】五人組の男が三日午後九時半ごろ、サンパウロ市サンタ・セシーリア区の駐車場「フレシャ・パーク」に押し入り、自動車五台を強奪した。現場を立ち去る際に駐車場職員一人と利用者三人が人質として連れ去られたが、四人は後に無事解放された。駐車場から多数の自動車を一度に強奪する事件は、同市で二週間前にも発生しており、今回が二度目。
 二人が武装した強盗五人は駐車場に着くと、職員(38)を脅してトイレに閉じ込めた。そのとき警備員の男性(38)と従兄弟(25)、友人が車を取りに戻ったため、強盗らは三人もトイレに拘束した。その後、女性販売員(25)が車を預けに来たが、強盗らは職員のふりをして女性を応対、現場を立ち去らせた。
 盗まれた自動車は、ダコタ、セルタ、メルセデスAクラス、ゴル二台。強盗らは人質としてトイレの四人を連れ去ったが、中央区やグアルーリョス市などで全員解放した。四日未明、同市東部ヴィラ・エレーナ区で放置されていたダコタが警察に発見されている。