「親睦旅行で思う存分、お金を使える」――などと、なかなか言えるものではない。思う存分、使ったのは、ペレイラ・バレットの婦人部だった。さきごろ、今年を締める小旅行で刺繍の町イビチンガとリンス温泉に行った。一泊二日(五食)と短かったが、これは家をあまり空けられなかったからだろう。
ホテルはショーがつくところを選んだ。最後の夕食は、出発点に近いアラサツーバ市の中華料理店に寄って楽しんでいる。帰って各自自宅で、ではない。したがって帰宅は、夜遅くなった。このあたりが「お金を使っている」旅行なのだ。
婦人部は、今年一年、公的によく働き、ほかにも尽くした。収益のなかから上手に旅行費用を積立てていたのだろう。楽しみは、自分たちが生み出したのだ。 (神)
04/11/6